2012/07/03

非二元性の世界を実際に体験するために-1

ロバート・シャインフェルドの動画和訳です






今回は「非二元性」について、また「非二元性の意識」を"実体験"するためにはどうすればい良いのかについて、みなさんと率直にお話しするために、この無料ビデオをシリーズで作成しました。


私のことや、私の教えをご存知の方ならば、きっとこれは興味津々の話ではないかと思います。



過去に私が真実の探求を進めていた間、「非二元性」についての知識は、いろんな面で大変役に立ったのですが、実際に自分で「非二元性」を"体験"することはなかなかできませんでした。

しかし、このビデオシリーズでこれからお話することが突破口となって、そのような状態から一気に抜け出すことができたのです。





これをご覧になっているということは、みなさんはきっと

” 真実の探求者 ”

ではないでしょうか?




つまり、一般的によく言われている次のようなことを、
自分で実際に体験したいと真剣に思っていらっしゃるでしょう。



・非二元性の意識

・悟り

・スピリチュアルな目覚め

・覚醒

・神秘体験

・いま・ここ

・ワンネス


などなど.....





そして、きっと次のような経験があるでしょう。


・非二元性 、 不二一元論について書かれた本をたくさん読んだ

・いろんなスピリチュアル指導者の教えを学んだ

・スピリチュアルな教えのオーディオを聞いたり動画を観たりした

・スピリチュアル指導者の講演会やイベントに参加した

・サットサングやリトリートに参加した

などなど.....





それにも関わらず、
まだ真実の探求を続けているのでしょう?



つまり、あなたが歩いてきた道が行き止まりに突き当たった
というイメージではないでしょうか?



行きたい場所にたどり着くと信じてひたすら進んできたのに、
突然目の前に現れたのは行き止まりだった。


その感覚は私にもよく分かります。


行き止まりから抜け出すには、Uターンして今まで進んできた道を引き返すしかありません。
そしてまた別の道を見つけるのですが、ほとんどの場合、また同じように行き止まりに突き当たることになるのです。



これは、”真実の探求”でよくあるパターンです。
私にも身に覚えがあるので、本当によく分かりますよ!




あるいは、底なし沼にも例えることができますね。

ぱっと見たところ平気で歩けるように思えるのですが、実際に歩き始めて気がつくと、体が地面に飲み込まれています。
そしてジタバタすればするほど、ますます深く沈んでいくのです。
抜け出すためには、他の誰かに手を借りて助けてもらうしかありません。



大げさな例えだと思われるかもしれませんが、過去に数えきれないほど、私は実際にそのような感覚に陥ったものです。





そんなの、やっていられないでしょう!



どんなに追い求めても、結局、行きたい場所にはたどり着かない。

自分で本当に"実体験"がしたいのに、できない!







真実や非二元性を体験したいと思っている探求者にとっては、次のようなことが大きな問題となっています。





「非二元性」については




・頭で” 理解”できる


・論理的に説明できる


・" 真実" としてハッキリ腑に落ちる





それなのに




"実体験"できていない



つまり




・まだ自分がバラバラの"個人"のように思える
  (バラバラではなく「ひとつ」だと知識としては分かっているのに)


・"他人"や"外の世界"が自分と別々に存在しているようにリアルに見える
  (別々の他人や外の世界など存在しないと知識では分かっているのに)


・ストレスや判断、痛みや苦しみなどをまだ体験してしまう
  (そんなものは幻想だと知識では分かっているのに)






さらに、次のことも大問題です。




・スピリチャル指導者の多くは、非二元性について話したり書いたり教えたりしているにも関わらず、実際には非二元性を体験していない


・つまり、スピリチャル指導者の多くは、非二元性について知識としてよく知っているだけなのに、それを”体験”と思い込んでいる


・非二元性を実際に体験している指導者も中にはいて、それがどのような感じなのかは説明することはできるけれど...


どうやって体験できるようになったかは説明できない(なぜなら、その指導者たちにはたまたま”起こった”ことだから)


・つまり彼らには、あなたがどうすれば体験できるようになるかを教えることもできない


・または、彼らが教えてくれる通りのことを試しても、あなたには何も起こらない






このような状況に、私は本当にイライラしたものです!




みなさんにも分かるでしょう?

真実の体験や非二元性について学んだり探求しているのに、
実際には体験できなくてモヤモヤ。



実際に体験したらしい指導者はたくさんいるけれど、
それがどのような感じなのかは説明できても、
じゃあどうすれば私たちが同じようになれるのかは説明できなかったり、


あるいは、どうすればいいのか教えてくれる人の言う通りにしても
何も変わらなかったり...



もう、いい加減にしてくれ!

私は実際に"体験"したいんだ!

どうすればいいのかハッキリ教えてくれ....








一般的に、非二元性のことについて話す指導者たちは、
次のような「なぜ?」という質問を無視したり、軽視したりしがちです。



・なぜ、すべてのものや世界は”外見上”このように見えているの?


・なぜ、私たちは肉体を持っているように見えたり、バラバラの個人に見えたり、他人がいるように見えたり、物事が外側で起こっているように見えたりするの?


・なぜ、私たちは良い・悪い、正しい・間違っているなどと物事を判断するようになっているの?


・全てがあるがままで完璧ならば、なぜ、私たちはいろんなことをもっと良くしたいと思うの?


・なぜ、私たちは幻想から”目覚める”ことができるようになっているの?


・結局、あらゆる人間の体験には、いったい何の意味や目的があるの?





私が思うに、こういった質問にきちんと答えることは重要ですし、このような質問そのものについてよく考えることで得られるものは、とても大きいのです。




また、次のように感じている人も多いでしょう。



・OK、全ては「いまここの意識」なんだね


・その「いまここの意識」の一部である「私」に、お金や仕事や体や人間関係があって、いろんな”問題”を抱えているってことだね


・それで? 私はその仕事や問題に対して”何をすれば”いいの?
 放っておけばいいってこと?


(非二元性の世界では"私"幻想ですが、ここでは利便性のために"私"という言葉を使っています)






このような疑問はやっぱり湧いてきますよね?


人生は”私”が動かしているわけではないと知識では分かっていても、
日常の生活や問題は実際どうすればいいの?

結局、この”私”がなんとか対処しないといけないんでしょう?



過去に私もそのようなことで悩んでいました。




非二元性が、現実的にどう役立つの?


日常生活で毎日いろんな出来事が起こって、悩みや問題や苦しみに見舞われるけれど、その中でも非二元性の意識で生きるというのは、具体的にどういうことなの?






私がお手伝いしましょう!
このような疑問にすべて答えて、非二元性が現実でどう役立つのかをお教えします。

ただし、みなさんもお分かりでしょうが、言葉というものは「真実」を正確に説明できるものではなく、真実を指し示す道しるべのようなものだという点だけはどうかご了承ください。



みなさんのために、非二元性の世界の入り口、別世界への扉を開きましょう!




今回のビデオは、このシリーズの導入部分に過ぎません。
全シリーズを通して、大切なことを全て、ちゃんと最後まで説明しますよ。

このシリーズの次回のビデオでは、
非二元性を実際に体験し、その状態を保つことについてお話ししましょう。

2012/06/29

富と成功、幸せと心の平和、スピリチュアルな目覚めと悟り

ロバート・シャインフェルドのブログ記事和訳です

今回のブログの内容に、みなさんはビックリするかもしれません。



このウェブサイトやブログに馴染みのある方ならば、
私がよく次の3つのことを話題にしていることをご存知ですね。


1. 富と成功

2. 幸せと心の平和

3. スピリチュアルな目覚めと悟り





その理由は次の通りです。


1. 私自身が昔、自分の人生で変化を起こしたいと思っていたのが
  主にこの3つの分野だったから

2. 私以外の多くの人も同じように
  変化を起こしたいと思っている分野だから




表面だけみると、この3つのテーマは別々のことに思えますよね。


富と成功が1つのこと
幸せと心の平和はまた別のこと
スピリチュアルな目覚めと悟りもさらに別のことであると。




したがって、
それぞれのテーマを実現するための道、手段、テクニックなども、
それぞれ別であるように思えますよね。




富と成功、幸せと心の平和、スピリチュアルな目覚めと悟りについての一般的な解釈も、間違いではありません




しかし、それほど単純ではないのです。






深く深く真実の探求を進めていくうちに、
私は驚くべきことを発見しました。



それは、


本当の富と成功、
本当の幸せと心の平和、
本当のスピリチュアルな目覚めと悟り


というのは、


同じことだということです!



そして、


それぞれのテーマを実現するための道、手段、テクニックなども、
究極的には同じなのです。





本当の富と成功とは何なのか、
本当の幸せと心の平和とは何なのか
については、これまでの記事でお話ししてきました。
まだ読まれていない方は、ぜひ探してお読みください。



次回の記事からは、
本当のスピリチュアルな目覚めと悟り
とは何なのか?について、私の見解をお話ししていく予定です。


どうぞお楽しみに。


Posted on June 26th, 2012 by Robert Scheinfeld
Copyright © 2012 Robert Scheinfeld. All rights reserved.

仕事のストレスを無くすには?

ロバート・シャインフェルドの動画和訳です






古いビジネスゲームを続けている人にとって大きな問題となるのは、
程度の差こそあれ、
誰でもストレスを抱えることになるということです。


私自身、長年に渡って古いビジネスゲームをプレーしていたわけですが、
その間は、発狂しそうなほど酷いストレスに見舞われていました。
言い過ぎではないかと思われるかもしれませんが、
実際にそのように感じていたのです。




このような次元では、
いったい何が起こっているのでしょうか?


私がよく使う例えは、「回し車の中のハムスター」です。


ハムスターは回し車の中で走って走って走り続けますが、
いくら走っても、どこにも到達しませんよね。

回し車を降りるまで永遠に終わらないループです。




もうひとつの例えは、「ドッグ・レースの犬」です。


レースに出場した犬たちは
模型のウサギを必死に追いかけますが、
絶対に追いつくことができません。


どんなに速く走っても、
どんなに訓練したり鍛えられていても、
どんなに良い食事をとっていても、
まったく関係ありません。


模型のウサギは
絶対に捕まらないように仕組まれているのですから、
どうやっても追いつけないのです。




古いビジネスゲームを続けることは、これと同じなのですよ。



目標を目指して

利益を追求して

競争力をつけたり

ビジネスを大きくしたりするために

ひたすら走って走って

頑張って追いかけて追いかけて...


いつまでたっても終わりがなく、ストレスに見舞われます。



3つめの例えになりますが、
「ロデオ」という競技にも似ていますね。


自分の"外側"にいる野生の牛をねらって、
ロープをぶんぶん振り回して投げて、
牛の首をとらえます。

それがうまく出来ればロデオでは勝ちなのですが...

この場合、ストレスの原因になるのは”外側”の牛です。


古いビジネスゲームでも同じですね。

コントロールすることが難しい”外側”の出来事が
ストレスを引き起こすのです。



まるで、
ロデオで野生の牛を捕らえるために
ロープを振り回して投げるのに、
ロープがなかなか牛の首にひっかからない状況が
ずっと続いているような感じだったり、

あるいは、
やっとロープが牛の首にひっかかったと思ったら、
するりと逃げてしまったり、


しっかり捕らえられたと思った牛が
急に起き上がって暴れ出して

また振り出しに戻って
ロープを振り回すところから始めなくてはいけなくなったり...




このようなことが延々と繰り返されて
ストレスになるのですね。




これは、


大きな力はあなたの"外側"にあるのだから
"外側"の状況に振り回されるのは仕方のないことであり
あなた自身にはあまり力が無いのだ

というような、
世の中に溢れているたくさんの嘘や作り話を
真実だと思い込んでいることが原因なのです。


ロープを振り回して、自分の"外側にある力" である牛たちを
コントロールしようとしている限り、


つまり、

従業員や競合相手、
経済状況や新しいテクノロジー、
行政や税金など、
外側の問題を何とかしようとしている限り


あなたは永遠に
「回し車の中のハムスター」であったり
「ドッグレースの犬」であったり
ロデオで牛を捕らえようとロープを振り回し続けるような状況から
逃れられないのです。



しかし、
古いビジネスゲームを続けるのをやめて
「第2段階」のゲーム
「新しいビジネスゲーム」を始めれば
すべてが変わります。



回し車から降り、
ドッグレースやロデオの競技場から出ていくことになり、
ストレスは自然に減って、消え去るのです。



もちろん1日や2日で変わるものではありませんし、
頭の中で考えて分かるものでもありません。

無理やり何かを排除したりすることもできないし
近道も無いのですが、それでも、
抜け出せる道はちゃんとあるのです。


私がお伝えしたいのは、その抜け道です。


その抜け道を歩き続けることで
あなたは新しいビジネスゲームに移行していき、
同時にストレスはどんどん減っていきます。

”外側の力”によって引き起こされていたストレスは
自然に小さくなって、最後には消えてしまうのです。
新しいビジネスゲームで存在しえるのは単なる「課題」だけです。




新しいビジネスゲームは、古いやり方とまったく違います。
常に楽しくて、簡単で、充足感があり、
創造的に自己表現ができるのです。

何にも制限されず、創造的に自己表現できる。
好きなときに好きなことができる。

これが全ての人にとって
最も大きな本当の望みだと私は思うのですが、
そのような世界が待っているのですよ。


わざわざ特定のストレスにフォーカスして
それを取り除くようなテクニックは何も必要はありません。

ただ、新しいビジネスゲーム・第2段階のゲームを
始めればいいだけです。

続けていれば、ストレスはどんどん小さくなっていき、
そのうち完全に、永遠に消え去ったことに気付くでしょう。



古いビジネスゲームから脱出すれば、
そんなふうにうまくいくのです。

2012/06/21

幸せになる方法-3

ロバート・シャインフェルドのブログ記事の和訳です

前回までの記事「幸せになる方法」シリーズの1と2で、
本当の幸せとは?正真正銘の幸せとは何なのか?
ということについて書いてきました。


そしてそれは、
ネガティブな感情が無くポジティブな感情がある状態
ではないとご説明しましたね。



そうではなく、


どのような感情であっても、
良い悪いと解釈したりレッテルを貼ったりすることなく
全ての感情そのものをありのままに体感することであると
ご説明しました。


このことについて、
理解して共感してくださった方もいらっしゃれば
納得されていない方もいらっしゃるかもしれません。


あるいは、
そんなことを日常生活で実現するのは不可能だと
思っていらっしゃるかもしれません。







幸せになる方法をあなたは既に知っています。
実際に何度も経験しているはずなのです。





実は、
本当の幸せ・正真正銘の幸せというものを
あなたはこれまでに、
特に意識することなく、何度も体験してきているのです。



4つほど例をあげてみましょう。
この他にも思い当たることが、あなたの記憶の中には
もっとたくさんあるかもしれませんね。





例1:ジェットコースターに乗る

あなたがジェットコースター(他の絶叫マシーンでも)を
好きれあれば







遊園地でジェットコースターに乗っている間
いろんな感情を体験するでしょう。

いろんな感情がすごい勢いで流れ出しますが、
あなたの思考マシーンはいちいち

「これは恐怖心だ。
 
 今はすごい興奮状態だ。
 
 今度はワクワクしている。」

などど考えたりしませんよね。

解釈したり定義されたりすることなく、
感情はただそのまま流れ続けます。

楽しむためにジェットコースターに乗っているのですから、
日常生活ではいちいち介入してくる思考マシーンも
ジェットコースターの上では出て来ません。

本当の幸せとは、このような状態なのです!



例2:小説を読む

壮大な小説を読んでいると、
ストーリーが展開するにつれて、
あなたはいろんな感情を体験するでしょう。




ジェットコースターに乗っているときと同じように、
あなたが本のページをめくるごとに
感情はただそのまま流れ続けます。

あなたはいろんな感情を感じているけれど、
思考マシーンはいちいちその感情を解釈したり
良いとか悪いとかレッテルを貼ったりしません。

楽しみのために小説を読んでいるのですから、
日常生活ではいちいち介入してくる思考マシーンも
小説を読んでいる間は出て来ません。

本当の幸せとは、このような状態なのです!




例3:映画を観る

壮大な映画を観ていると、
ストーリーが展開するにつれて、
あなたはいろんな感情を体験するでしょう。



ジェットコースターに乗っているときや
小説を読んでいるときと同じように、
時間が経過するに任せて
感情はただそのまま流れ続けます。

あなたはいろんな感情を感じているけれど、
思考マシーンはいちいちその感情を解釈したり
良いとか悪いとかレッテルを貼ったりしません。

楽しみのために映画を観ているのですから、
日常生活ではいちいち介入してくる思考マシーンも
映画を観ている間は出て来ません。

本当の幸せとは、このような状態なのです!




例4:あなたが第2段階のプレーヤーなら...

あなたが私の教えやツールを積極的に活用している
第2段階のプレーヤーであれば、

実際に「プロセス」を行うたび
瞬間的に、あるいはもっと長い時間、
思考マシーンがいなくなり、

解釈されたりレッテルを貼られていない
まっさらな感情エネルギーそのものを体感するでしょう?

本当の幸せとは、このような状態なのです!


もし第2段階のゲームを長い間実践しているならば、
何百回も何千回も、特に意識することもなく、
本当の幸せを体験しているはずなのです。




さあ、あるパターンに気付きましたか?



どのような状況であっても、
あなたの思考マシーンさえ介入して来なければ、
本当の幸せを体験することができるのです。

あなたがわざわざ何かをしなくても、
幸せというものは自然に起こるものなのですよ。



一方、思考マシーンが介入して来て、
「感情」というエネルギーの動きを
流れの中から引っ張り出して、
レッテルを貼り、解釈し、
ポジティブとかネガティブとか区別しているとき、
あなたが幸せなことはほとんどないのです。



つまり、
どんな状況でも常に幸せでいるためのカギは

思考マシーンに介入されることなく
「感情」というエネルギーの動きを
ありのままに体感し続けている状態でいることです。




もちろん言うは易く行うは難しですが、
毎日24時間いつでもそのような状態でいることは
可能なことなのですよ。


私も、私のプロセスを取り入れてる世界中の多くの人たちも
実際そのように生きているのですから。




古いことわざの教えどおり、しばらくの間
「あれこれ言わずに、受け入れてみてごらん。」



それではまた!

Posted on May 1st, 2012 by Robert Scheinfeld
Copyright © 2012 Robert Scheinfeld. All rights reserved.

2012/06/20

幸せになる方法-2

ロバート・シャインフェルドのブログ記事の和訳です



この記事は、前回の「幸せになる方法-1」 の続きです。
内容を理解するためには、先に前回の記事をお読みください。




これが幸せになるための大きなカギです





私たちの中には、自分の内部スペースと物語スペースで起こっている全てのことを観察している何者かが存在しています。

私はこの何者かを「思考マシーン」と呼んでいます。

思考マシーンは、ある精密な原理によって、精密な働きをしています。




前回の記事でご説明した通り、内部スペースでは常に感情が動き、流れ続けているのですが、私たちが子供の頃からずっと、思考マシーンはその感情の流れを観察しています。


いつもいつも観察しています。



その流れの中で、いちいち特定の動きを引っ張り出して、

「この感情は『怒り』だ。悪いものだ。」

などと言っているのです。





どのような感情でも、単なるエネルギーの動きにすぎません。
良くも悪くもないのですよ。
ツラいとか楽しいとか、怒りとか喜びとか、イライラとか穏やかとか、
そんな区別も無いのです。


全て単なるエネルギーの動きであり、本質的に中立であり、心地良いと感じることだってできるものなのです。


それなのに思考マシーンは、
特定の動きに注目して、
それを流れの中から抜き出し、
レッテルを張り、
勝手な解釈をして、
判断して....


そのレッテルや解釈や判断を記憶のデータベースに保存するのです。
まるでコンピューターのように。

そして、思考マシーンはエネルギーの流れを観察し続けながら、データベースに保存したものと似たような動きを見つけると即座に、


「あ、これは知っている。これは怒り。悪いものだ。」

「あ、これは知っている。これは安らぎ。良いものだ。」



などと言い出します。



こういうことが繰り返し、コンピューターの自動プログラムのように処理されているのです。


ピコピコピコ...右矢印 イライラしている


ピコピコピコ...右矢印 怒っている


ピコピコピコ...右矢印 ガッカリ


ピコピコピコ...右矢印 嬉しい


ピコピコピコ...右矢印 落ち着いている







感情やエネルギーの流れ自体には、
「これは怒り」「これは喜び」
などという区別は無いのです。


エネルギーの動き自体には、
「悪い」「不快」など
いわゆるネガティブな感情と言われるような区別は無いのです。


私たちの体験そのものには、
良い出来事とか悪い出来事とか、
どのような種類の体験なのかという区別は無いのです。



そのような区別はすべて「こじつけ」であり、作り話なのですよ。



さて、その逆もまた真実です。

つまり、エネルギーの動き自体には「良い」「快適」など、いわゆるポジティブな感情と言われるような区別も無く、それもまた、感情の動きに対して「こじつけ」られた壮大な作り話なのです。
私はこれを「大嘘」「幻想」「思考マシーンのでっちあげ」などと呼ぶのが好きです。






あなたが本当の幸せを体験するためには、何かが大きくシフトする必要があります。


今までくっつけられていた

純粋なエネルギーの動きや 感情や感覚そのもの



作り話や解釈

が切り離されなければなりませんし、また、
ずっと切り離されたままにならなければなりません。
そうなることで、あなたは真実知り体験することができるのです。



これは怪しい話でもなければ、スピリチュアルな空論や概念でもありません。
現実的であり、あなたにも私にも、誰にでも実際に可能なことなのですよ。



次の記事で、幸せになる方法についてもっと深くお話ししましょう。


Posted on April 12th, 2012 by Robert Scheinfeld
Copyright © 2012 Robert Scheinfeld. All rights reserved.

2012/04/13

引き寄せのテクニックがうまくいかない理由-3

ロバート・シャインフェルドのブログ記事の和訳です




今日の記事は引き寄せのテクニックがうまくいかない理由の続きですが、次回からしばらくギアチェンジして、後日またこの話題に戻ることにします。





前回の記事で説明した第1段階の仕組みと同じように、次に述べることもまた、引き寄せのテクニックが滅多にうまくいくことがない大きな要因です。


知識や概念として理解することと、実際に体験することは、全く別のことなのですよ。





何かを理解することによって、特別な力を得たり、人生を大きく変えたりすることができると信じている人が多いでしょう。私も昔はそうでした。



例えば、

私たちは物理次元での体験をしているけれど、
本来はスピリチュアルな存在である。


ということを理解することが、私たちの本来の状態である無限の豊かさを体験するために役立つのではないかと信じているのです。




しかし、役に立ちません。





別の例として、


私たちはみんな「ひとつ」である。
ひとつの意識の一部である。


ということを理解することが、実際に「ひとつ」であることを感じるために役立つと信じています。




しかし、これも役に立ちません。





もうひとつの例として、


この物質世界で見るものや体験するものは全て幻想、ホログラムである。

ということを理解すれば、何かを変えるために役立つと信じているのです。




やはりこれも役に立ちません。





知識や概念というものは場合によってはやっかいなもので、何かを知ったり頭で理解しただけで、まるで実際に体験したかのように錯覚することがあるものです。





知識、概念、思考、論理、理解などによって、豊かさや幸福を引き寄せることはできません。




的確な考え方や概念を頭で理解することは、最初のステップとしては大切なことでもあるのですが、「何か」によってそれを実際の体験に転換することができなければ、変化は起こらないのです。


私の教えをご存知の方にとっては、太陽を隠している雲を破壊したり、雲の骨組みを崩壊させていくことが、その「何か」に当たりますね。


それが本当の変容を引き起こすのです。





知識や概念を、本当の豊かさや幸福の実体験へと転換する方法。
それが、私が自分自身や皆さんのために発見したことです。




まだまだ続きますよ。
どうぞお楽しみに。


Posted on April 9th, 2012 by Robert Scheinfeld
Copyright © 2012 Robert Scheinfeld. All rights reserved.

幸せになる方法-1

ロバート・シャインフェルドのブログ記事の和訳です



どうすれば幸せになれるの?




これは誰もが答えを求めている世紀の大難問ですよね。



こちらの記事でお話しした通り、私たちの全ての願望や目標の根底に潜んでいるのは、幸せになりたいという切なる願いです。


しかし、いわゆる「幸せ」と呼ばれている状態になることがあっても、それはなかなか長くは続かないものです。


過ぎ去った幸せを取り戻すための確実な方法を知っている専門家はどこにもいません。本当に、一人もいないのですよ。







お医者さん、精神科医、心理学者、自己啓発の講師、作家さんなど、幸せになるための方法を知っていると主張している「幸せの専門家」の多くは、ポジティブな感情とネガティブな感情があると言います。


ネガティブな感情は悪いもので、消したほうがいい。

ポジティブな感情は良いもので、増やしたほうがいい。





ざっと、このような見解ですね。





このような方法で幸せになることはできません。




感情にはポジティブとネガティブがあって、幸せというのはポジティブな感情であるというのであれば、常に幸せでいるためには、ネガティブな感情を全て消すことが必要だということになりますね。




そんな考えは幻想であり、作り話です。
ちゃんと検証もされていない思い込みなんですよ。




さて、その思い込みに関して、次の2つのことを理解してください。


・ネガティブな感情を「消す」ことなど絶対に出来ないのです。

・ネガティブな感情を消すことで本当に幸せにはなれないのです。




どういうことでしょうか?

本当の幸せとは何なのでしょうか?






はっきりと見ていきましょう。


人生、または人間の体験には、2つの領域があります。
私はそれを「物語スペース」と「内部スペース」と呼んでいます。


物語スペースとは、人や場所や物質が存在するところです。あなたの外側にあるように見える世界ですね。あなた自身の肉体もここに含まれます。


内部スペースとは、その名の通り、あなたの内部に感じられる世界です。見ることも触ることも出来ません。ただ自分の中に感じられる広大な空間です。




では、感情とは何でしょうか?


正確に描写することはできないのですが、「内部スペースでのエネルギーの動き」と呼ぶのが最も分かりやすいかと思います。


内部スペースでのエネルギーの動きは、とても静かに落ち着いている時もあれば、自分の中で嵐や竜巻が起こっているかのように激しい時もありますね。私は強い感情をそのように感じていたものです。



私たちの日常生活において、内部スペースのエネルギーは常に流動しています。
落ち着いているように感じている時でも、意識がある限り、その流動が止まることはありません。

ちょうど海や湖などの水場のように、表面が静かに見える時でも、いつもいつも流動し続けているのです。




内部スペースのエネルギーの流動には、実に様々なバリエーションがあります。


音楽と非常によく似ています。
音楽には色んなバリエーションがあるでしょう。
どれも「音楽」に変わりないのですが、ジャズ、ロック、クラシック、ポッポスなど、いろんな呼び方をされていますよね。



私たちは、感情エネルギーをフリーズさせて、流れをせき止めて、細かい断片に分けることが習慣になってしまっています。
そして、その細かく分けたエネルギーの断片に対して「怒り」「憂うつ」「喜び」「平穏」などとレッテルを貼っているのです。


エネルギーの断片を「ポジティブ」「ネガティブ」「嬉しい」「つらい」「望ましい」「憎しみ」「愛」などと判断してレッテルを貼っているのですよ。


このような判断やレッテルを真実だと受け入れて、

フリーズさせて → 断片に分けて → レッテルを貼る

ということを常に自動的に繰り替えしているのです。



この一連の作業は電光石火の速さで行われているので、私たちは日常でこのようなことが起こっていると気付くことも出来ていないのです。



このような習慣は、子供の頃に「プログラム」され、しっかりと埋め込まれ、その後の人生で延々と自動実行させられているものなのですよ。
驚きましたか?


そして、自分でそれを「仕組んだ」ということを忘れているのです。
「自分はあまり幸せではない」と騙して思い込ませているのは、自分自身なのですよ。





これで、幸せになる方法シリーズのパート1は終わりです。


パート2では、ついに、

「常に幸せでいるためには、どうすればいいの?」

という大疑問の答の扉を開くカギを明らかにしていきましょう。




Posted on April 11th, 2012 by Robert Scheinfeld
Copyright © 2012 Robert Scheinfeld. All rights reserved.

2012/04/12

なぜ裕福ではないことが良いことなのか

ロバート・シャインフェルドのブログ記事の和訳です



今日の記事では簡単に要点だけを述べます。


ほとんどの人は、裕福になることを強く望んでいるでしょう。
そして、裕福ではない状態を「悪いこと」と見なしていますよね。


しかし私の考えは違います。



ほとんどの場合、人は裕福になると、出来ることの選択肢が多くなります。
選択肢が多くなると、何かに専念することが少なくなります。

何かに専念することが少なくなると、時間を浪費しがちになったり、生産性が低くなったりして、本当に大切なことに気付かなくなってしまうのです。




裕福ではない状態が、あたなにとって最良の出来事になる場合があるのです


あなたの人生の旅の途中で、短期間であっても長期間であっても、あまりお金が無い状態になることが最良の出来事となる場合があるのです。出来ることの選択肢が少ないおかげで、一つの道に専念することになるからです。ちょうど競馬の馬が前方だけに集中できるよう両目の外側に覆いをつけられているのと同じようなイメージですね。





これは、私自身や多くの人々の、裕福な時とそうではない時の実体験を根拠に話していることです。


きっと多くの人が、このことに必死で反論してくるでしょう。
私の頭がおかしいとか、非現実的でアヤシい考えだというコメントもたくさん付くことでしょう。


しかし、これはとても現実的であり、非常に大切なことなのです。



過去の記事にも書きましたし、今後の記事でもお話ししますが、あなたの人生には計画があります。
ある特定の使命や目的があるのです。
あなたの本当の望みであり本当の意義であるその使命や目的を達成させるために、長い期間あるいは一時的に、十分なお金が手に入らないことがあるのです。



あなたはこの話を気に入らないかもしれないし、あなたのグルや先生から教わった「誰もが裕福になる権利がある」という考えと矛盾するかもしれませんが、それでも、これが真実なのですよ。



Posted on April 3rd, 2012 by Robert Scheinfeld
Copyright © 2012 Robert Scheinfeld. All rights reserved.

引き寄せのテクニックがうまくいかない理由-2

ロバート・シャインフェルドのブログ記事の和訳です


今日は引き寄せのテクニックがうまくいかない理由の続きをお話しします。

魔法のテクニックがほとんど失敗に終わる理由について、気付きにくいけれど非常に重要なポイントを見ていきましょう。


まず、しっかり理解してください。
そのようなテクニックは本当に失敗に終わるのです。
これは私の個人的な意見や理論ではありません。
正直に直視すれば、あなたにも分かることなのですよ。


引き寄せのテクニックがうまくいかない最大の理由はこれです。


冗談ではなく、引き寄せのテクニックがうまくいかない最大の原因はこれからお話しする通りなのですが、このことを理解している人は滅多にいないので、私はこの話題においては孤独な一匹オオカミのようなものです。

ここでもやはり多くの人が、私の頭がおかしいとか、とんでもなく間違っていると激しく反論してきたりすることでしょう。


それでもなお、これが真実です。

しかも、私自身や世界中の多くの人が辿ってきたのと同じような真実の探求をすれば、あなた自身でも確かめることができることなのですよ。


まず、この記事では大筋をお話しして、今後の記事でもっと細かく説明していこうと思います。




「私たちは、物理的な体験をしているスピリチュアルな存在です」

という言い方を聞いたことがあるでしょう。

確かにその通りなのですが、「物理的な体験」の本当の意味については、多くの嘘や勘違いや作り話がされているのです。






スピリチュアルな存在という本来の状態では、私たちは無限の力、無限の知恵、無限の豊かさ、本当の喜びを常に体験しています。

私たちがどんなことをしてでも手に入れたいと望むような体験ですが、本来の私たちにとっては、そのような体験は何も特別ではなく、平凡で当たり前なんですね。


そこで、本来の私たちは何か違った体験をしたくて、物理次元で体験をすることを選んだのです。
私たちが日常と違うことを楽しむために本を読んだり、映画を観たり、ゲームをしたり、遊園地に行ったりするのと同じことです。


私たちがこの世界に来ているのは、修業したり、進化したり、カルマを清算したり、精進して意識を高めたりするためではないのですよ。


無限の存在では味わえないようなことをして遊んだり、冒険したり、創造的な方法で自分を表現したりするために来ているのです。


物理次元での体験のことを私は「人間体験」「人間ゲーム」などと呼んでいるのですが、それには3つの段階があります。

第1段階、第2段階、第3段階の3つです。


この記事では第1段階についてお話しして、第2段階と第3段階については今後の記事で説明することにします。


本来の私たちであるスピリチュアルな存在は、その3つのうち第1段階だけを体験するか、第2段階や第3段階も体験するか選ぶことができます。

私たちがどんな本を読むか、どんな映画を観るか、どんなゲームをするか、遊園地でどんなアトラクションに乗るか選ぶのと同じなのです。



スピリチュアルな存在が人間ゲームの第1段階を選ぶときに目的としているのは、本来の自分と真逆の体験をすることです。


つまり、本来の状態で体験しているのが無限の力、無限の知恵、無限の豊かさ、本当の喜びなのですから、その逆である下記のような状態を体験することが目的なのです。



・自分は無力である。または、ほとんど力が無い。

・自分は賢くないので学ばなくてはならない。または、無知で愚かである。

・自分は豊かではない。または、豊かになったり貧しくなったりする。

・幸せを心から望んでいるけれど、幸せではない時間がほとんどである。


あなた自身や、周りの人の人生をよく観てみてください。
具体的な内容は様々ですが、ほとんどの人は第1段階でこのように感じていることでしょう!


さて、ここで引き寄せのテクニックが失敗に終わる最大の理由が見えてくるのです。


あなたが第1段階にいる限り、そのようなテクニックは必ず失敗することになっているのです。


なぜでしょうか?


無限の豊かさである本来の自分と真逆の状態を体験することが第1段階での目的だからです!





引き寄せのテクニックがうまくいかない理由は引き続き書いていきます。

また、人間ゲームの第2段階と第3段階についても今後説明していきますね。
その段階に進むことで、本来の自分の豊かさを再び体験することが可能になるのですよ。


Posted on April 5th, 2012 by Robert Scheinfeld
Copyright © 2012 Robert Scheinfeld. All rights reserved.

2012/04/07

引き寄せのテクニックがうまくいかない理由-1

ロバート・シャインフェルドのブログ記事の和訳です



最近のブログ記事で私が皆さんにお願いしたのは、

繁栄や豊かさを創造したり引き寄せたりするテクニックに、時間やお金やエネルギーをどれほど費やしても、実際に世の中や誰かの生活が変わることはほとんど無い

という事実を直視してくださいということでしたね。

今日は、その明らかな事実に対する「なぜ?」という大きな疑問についてお話しします。

私がここで「明らかな事実」という言葉を使ったのは、じっくりと客観的に直視すれば、皆さんにもはっきりと分かることだからです。
ただし、そのようなテクニックに投資をしていたり、作り話や幻想に魅了されている人々は、この事実を認めようとしないでしょう。


それでは、豊かさを創造したり引き寄せたりするテクニックがうまくいかない4つの大きな理由から始めます。
もっと細かい理由の方が実は重要なのですが、それらについては後日お話ししますね。



豊かさを創造したり引き寄せたりするテクニックがうまくいかない4つの大きな理由

理由1:何も実践しないから

「そんなの当たり前じゃないか...」と思われるでしょうが、実によく見られる要因なのですよ。
つまり、そのようなテクニックに関するオーディオを聞いたり、ビデオを観たり、本を読んだり、セミナーに参加したりしても、結局自分では実際に活用しないのです。
実際に使わない理由は無数にあるのですが、とにかく実践しないので、何も変わらないのです。



理由2:中途半端に実践したり、やり方を変えたりするから

これも、よく見られる要因です。
例えば、5つの手順があるテクニックなのに、意図的に(またはウッカリ)4つ目を飛ばして、1、2、3、5の手順だけをやってしまうんです。

あるいは、テクニックを教えてくれた専門家よりも自分のほうが「よく分かっている」と思い、5つの手順のうちのいくつかを勝手にアレンジしてしまいます。「レシピ」を変えてしまうんですね。それで、期待通りの結果が得られないことに驚くのです(おもしろいですよね)。

または、こういうパターンもあります。
新しく学んだテクニックと、前から気に入っていた別のテクニックを自分で組み合わせて「スーパーテクニック」を創り上げます。
やはり「レシピ」を変えてしまっていて、本人は「こっちの方が効果的だ」と思っていても、結果が得られません。


似たようなパターンは他にもあります。
皆さんにも思い当たることがあるでしょう。私自身も「第1段階」のプレイヤーだった時このような経験をしたものです。



理由3:すぐに投げ出してしまうから

何かを「売る」人たちは、それを使うことでいかに魔法のように速く結果が得られるかということを宣伝文句にしたがります(私が決して使わない表現です)。
そのため人々は「非常にせっかち」になってしまい、あるテクニックから瞬時に期待通りの結果が感じられないとすぐに投げ出して、また別の流行のテクニックに飛びつくのです。

この要因だけで記事がいくらでも書けるほどですが、皆さんも身に覚えがありますよね? 私もやはり過去にこのような経験をしてきました。



理由4:思考を信じるべきではない時に信じてしまうから

自己啓発や成功哲学の分野では、まず自分の目標を定めるように教えているものが多く見られます。
「目標を定める」とはつまり、自分が何を望んでいるのか、いつ達成させたいのかを明確かつ具体的にしましょうということですね。

自分で自分に質問をしたり、思いつくことを紙に書き出したり、ビジョン・ボードを作ったり等いろんな魔法の手段があるようです。




しかし、ちょっと待ってください。



その「目標」はどこから来るのでしょうか?

その具体的な内容はどこから来るのでしょうか?

その達成期日はどこから来るのでしょうか?




思考から来ていますよね。


ところで、思考とは何から成り立っていますか?


嘘、幻想、作り話など、でっち上げがほとんどです。


つまり、スーパーテクニックを使って生み出されたものは、ほとんど、歪められた幻想や作り話で出来ているということになります。



そのため、詳しい理由については今後の記事でお話ししますが、そのようなテクニックを使っても、望むものを得られなかったり、期待していたような結果にならなかったり(生活が全体的には変化しなかったり)、一時的に望ましい変化が得られても長く続かなかったりするのです。



「豊かさを創造したり引き寄せたりするテクニックはうまくいかない」カラクリついては、今後の記事でもっと深く掘り下げていきます。



Posted on April 2nd, 2012 by Robert Scheinfeld
Copyright © 2012 Robert Scheinfeld. All rights reserved.

2012/03/31

日常的な願いごとの裏に隠れているもの

ロバート・シャインフェルドのブログ記事の和訳です



このブログの「真の繁栄と豊かさとは何でしょう?」シリーズの一部として、ビデオを作成しました。
これをご覧になって、皆さんに考えていただきたいのです。


豊かになることを願っている人はたくさんいますが、その願いの裏に隠れているものに気付いている人はほとんどいないでしょう。


それは、このようなことです。


1. 本当の願いは、繁栄と豊かさではなく何か別のことであり、それは見えないところに隠れている

2. 繁栄と豊かさが、隠れた願いを叶えてくれると無意識に思い込んでいる



このブログで皆さんに提供している内容は、情報がほとんどです。
でも、このビデオは違います。

ハッキリとは気付かないかもしれませんが、皆さんの意識の扉が大きく開かれるきっかけになるように作られているのです。


私はこれを「魔人ジーニーのビデオ」と名付けました。
※ジーニーは「アラジン」に出て来る魔法のランプの精。主人の願いを叶えてくれます



皆さんにしっかり理解していただきたいのです。
繁栄と豊かさを願う気持ちの裏に何が隠れているのか。

繁栄と豊かさによってもたらされると思っている本当の願いは何なのか


(以下、ビデオの主な内容和訳です)

私はこのビデオを「魔人ジーニーのビデオ」と名付けました。
ここでは皆さんと一緒にちょっとしたゲームをしましょう。

私の話をただ聴くだけではなく、皆さんに投げかける質問の答を実際に考えたり、私が言っていることをあれこれ考察したりイメージしていただきたいのです。
そうすることで、このビデオが実用性の無い知識として終わるのではなく、皆さんにとって「体験」となるからです。



それでは、私が魔人ジーニーで、あなたの前に現れたと想像してみてください。
私はあなたの願いごとを、いくつでも叶えます。

ただし、「全てを手に入れたい」というようなのはナシですよ!
一つの願いごとにつき特定の一つのものを叶えるということです。
あなたの人生で起こる特定の何かを良くしたり変えたりしたい、という願いごとですね。


さあ、あなたは何をお願いしますか?



この状況をよく見てみましょう。

ジーニーが現れた時点で、あなたは既にたくさんの願いごとを持っていますよね。

・もっとお金が欲しい
・もっといい仕事に就きたい
・恋人が欲しい
・パートナーとの関係を良くしたい
・キャリアアップしたい

.....など、
いろんなことを改善したり変えたりしたいという、たくさんの願い。
ジーニーに一つ一つお願いして、次から次に叶えらえていったとしますね。


すると、おもしろいことが起こります。


ある時点で、願いごとが無くなるのです。
どんなにたくさんの願いごとを持っていたとしても、すべてが叶えられて、もう特定の何かを変えたり良くしたいという願いごとが、何も出て来なくなります。



あれが欲しい、これを改善したい、という様々な願いごとは、ほとんど吟味されることもなく、あなたの頭の中をグルグル巡り続けていたのですが、ジーニーがどんどん叶えてくれるので、ある時「もう何も願いごとが無い」という状態にたどり着くのです。


ここで、あなたの意識が変わります。



それまでは、何かを変えたり良くしたりしようと、日常の出来事にばかり向いていた関心が、

「いったい自分は本当は何を望んでいるのだろうか?」

ということに向かい始めるのです。



「私は何が本当に好きなのだろう?」
「私はどんなことで自分を表現したいのだろう?」


というようなことを意識する段階に入ります。
本当に好きなこと、創造的なことで自分を表現して楽しみたいと感じるようになるのです。



興味深いのは、最初に持っていた大量の願いごとというのは、どれも錯覚や思い込みのようなものだということです。

それぞれの願いごとには、

「これを手に入れれば、もっと幸せになれる。なぜなら....」
「これが叶えば、もっと幸せになれる。なぜなら...」

というような、頭の中で作り上げられたストーリーがあるのですが、私自身や周りの人の体験から言えば、大抵の場合、そのような予測は外れます。

「これさえ叶えばもっと幸せになれる」と信じていたことが実際に叶っても人生は変わらず、


「素晴らしいと思っていたことが、実際はそれほどでもなかった」

あるいは、

「実際に素晴らしかったけれど、そう感じたのは一時的で、喜びは長くは続かなかった」

という感想で終わることがほとんどなのです。




さて、ここで興味深いことが分かります。

隠された願い」です。



「隠された願い」は、普段意識している「日常の願いごと」の下に埋もれてしまって気付くことができないのですが、あらゆる「日常の願いごと」の根本的な動機になっています。


私たちは、「日常の願いごと」が叶えられることで「隠された願い」も満たされると無意識に思い込んでいるのです。



では、「隠された願い」とは何なのでしょうか?



それは、「ありのままでいること」です。
ありのままの自分で存在すること。


周りの目を恐れたり結果を気にすることなく、
自分を狭い制限の箱に閉じ込めることなく、

言いたいことを言い、やりたいことをやること。
本当に好きなことだけをして、創造的に、自分を表現して生きること。




それが私たちみんなが持っている「隠された願い」であり、
表面に出てくるすべて願いごとの根本に潜んでいる本当の願いなのです。


「隠された願い」が叶えられない限り、いくら「日常の願いごと」が叶えられても本当に満たされることは無いということは、世の中を観察してみても、あなた自身の体験からも分かることだと思います。



私たちは、意識のどこかでそのことに何となく気付きながらも、表面的な「日常の願いごと」を相変わらず追いかけているのです。

しかし、そのようなことを続けるのをやめて、「隠された願い」を叶えることができる別の道を進むという選択もあるのです。



言いたいことを言い、やりたいことをやり、自由に自分を表現して楽しむ。


これは空論でも夢のような話でもなく、とても現実的な話なのですよ。
私が皆さんに提供しているのは、これを実現するための教えなのです。

(ビデオここまで)



あなたの本当の願いは、ビデオでお話しした通り「ありのままでいること」なのですから、これまでのように繁栄と豊かさを追いかけるのをやめて、本当の目的に関心を向け直してみたらいかがでしょうか。

そうすることによって起こる変化に、あなたはきっと驚くことでしょう。
確かに「 言うは易く行うは難し」ですが、 可能なことなんですよ。



Posted on March 27th, 2012 by Robert Scheinfeld
Copyright © 2012 Robert Scheinfeld. All rights reserved.

2012/03/30

繁栄や豊かさを引き寄せるテクニックが本当に効くのなら、なぜ世界が変わらないのでしょう?

ロバート・シャインフェルドのブログ記事の和訳です



とても多くの人々が「ザ・シークレット」という本を購入しました。
繁栄と豊かさを創造し、何でも好きなものを「引き寄せる」方法について書かれている本です。

お金を引き寄せる方法や、豊かで幸せになるための思考や意識などについて書かれたあらゆる本が、他にも山のように売れました。

本だけではなく、DVDやCD、インターネット上でのセミナーなどでも、同じようなテクニックを教えているものがたくさんありますね。


つまり、非常に多くの人々が、豊かさを創造するための魔法のようなテクニックを得るために、莫大な時間とお金とエネルギーを使ったということになります。


このような出来事は現代に限ったことではなく、これまで人類の歴史の中で、何度も起きていることなのです。





さあ、それではここで大事な質問をしますよ...



1. そのように莫大な時間とお金とエネルギーを使って努力した結果として、この世界は、より幸せで豊かな場所になっていますか?


2. そのような魔法のテクニックを使った一般的な人々(あなたも含めて)は、幸せで豊かな生活を長い間ずっと続けることができていますか?




答は...

Noですよね。


もちろん、魔法のテクニックを使って繁栄や豊かさを掴んだ人の話はよく聞きます。しかし...


その話のうちのいくつかは真実ですが、大半は真実ではありません。
ほとんどの人は、すぐに消えてしまう一時的な豊かさを経験するだけで終わってしまうのです。

たとえ財産や預金残高が増えた例があったとしても、生活・人生全体が以前より幸せになったかどうかについてはお話しする気にもなりません(今後の記事でお話しする予定ではありますが)。



要するに、そのようなテクニックにどれほど莫大なお金と時間とエネルギーを費やしたとしても、ほんのわずかな例外を除けば、この世界はまったく変わっていないし、個人の生活レベルでも、より幸せになった人はほとんどいないということです。

少しも変わらないのです。


実際、近年の「不況」は史上最悪の記録のうちの一つだと言われていますし、これからもっと低迷するだろうという予測もあります。



ここで、もう一つ大事な質問です...


それは、なぜでしょうか?



もし魔法のテクニックが本当に効くのであれば、この世界や、あなたの人生や、他の多くの人々の人生が幸せにならないのは、なぜでしょう?



ちゃんと理由があります。


このブログで少しずつ、ひとつひとつ解明していきましょう。



Posted on March 26th, 2012 by Robert Scheinfeld
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2012/03/29

繁栄と豊かさについての率直な話

ロバート・シャインフェルドのブログ記事の和訳です



さあ、それでは今日は、繁栄と豊かさについて話しましょう。


あなたは、「繁栄と豊かさ」とは何だと思っていますか?


私はあなたをテストしているわけはありません。
あなたが賢くスピリチュアルな人に思えるような回答や、どこかで聞いたことのある話を使い回すような答も期待していません。

「繁栄と豊かさ」とは何なのかについて、あなたが本心から信じていることを尋ねているのです。



正直なイメージとしては、次の3つのことが中心になるのではないでしょうか。


・大金を持っていること(出費よりも財産の方がずっと多いこと)

・自由にお金を使えること(車、服、飛行機のファーストクラス、電子機器、贅沢品、豪華なマイホーム、別荘など、特に物質に対して)

・とにかく何でも豊富に持っていること




実際、辞書で言葉の意味を調べてみると、

繁栄とは:
「物質的な面で成功すること」
「経済的に栄えること」

豊かさとは:
「莫大な何かを所有していること」
「良いものをたくさん持っていること」

などと定義されています。



しかし、それは本当の繁栄でも豊かさでもありません




繁栄と豊かさは、ほとんどの場合、決して実現することのない夢のように思われていますが、実際は、お金や収入、利益、所有物とは関係無いのです。



繁栄と豊かさというのは、力のことです。
ある特定の形を持ち、自由自在に動いている創造の力です。



私が「創造の力」という言葉を使うとき、いわゆるイメージングやアファメーション、引き寄せ、その他の自己啓発や成功哲学のテクニックのことを話しているのではありません。

あなた個人や、個人的な行為とは何の関係も無い、別の形で存在する創造の力のことを話しているのです。

(続く)



Posted on March 22nd, 2012 by Robert Scheinfeld
Copyright © 2012 Robert Scheinfeld. All rights reserved.

2012/03/28

恐怖心、不安、ウツの克服についての真実

ロバート・シャインフェルドのブログ記事の和訳です


いつの時代もそうですが、とりわけ現代においては、大変多くの人々が、恐怖心を克服したり、不安やウツに対処しようと取り組んでいます。
そして、恐怖心や不安やウツを克服しようとするとき、下記のようなことが典型的な「課題」であると認識されています。


・恐怖心や不安やウツというものは、ネガティブで、悪いもので、つらいものであり、撃退するべき敵である。

・恐怖心や不安やウツを撃退することに成功したければ、つまり「良い気分」になりたければ、そのような感情を取り除いたり、消したりしなければならない。

・恐怖心や不安やウツを撃退したり克服したりするための最も一般的な方法は、カウンセリングを受けること、薬やハーブなどを利用すること、瞑想すること、その他、様々なヒーリングを受けることである。





恐怖心、不安、ウツを「撃退する」方法は、うまくいきません


恐怖心や不安やウツを「撃退する」という対処方法が取られると、確かに症状がよくなる例も時々見られますが、それは一時的なものであり、完全に治ることは滅多に無いのです。
「撃退する」方法が取られるとき、一般的に下記のようなことが起こります。

・恐怖心や不安やウツは取り除かれることも消えることもなく、失敗に終わる。

・恐怖心や不安やウツは一時的に消えるが、復活して、以前より強烈になる。

・恐怖心や不安やウツは消え去ったかのように思えるが、実は消えたのではなく、抑え込まれて見えなくなっているだけである。


ほとんど全ての例において、恐怖心や不安やウツの表面的な原因については取り上げられたり議論されることはあっても、根本的な原因については、発見されることも話題になることも無いのです。




恐怖心や不安やウツに対する従来の取り組み方がうまくいかないのは、なぜでしょうか?


恐怖や不安やウツを克服しようと努力しても完治しないのは、なぜでしょうか?

恐怖心をなんとか克服したように思えたり、または不安やウツにうまく対処できるようになったと思えても、依然として自分が「幸せ」であるとは思えないのは、なぜでしょうか?

あなたがこの疑問への答を知りたいのであれば、または、あなたが恐怖心や不安やウツに悩んでいるのであれば、ほとんどの人が今まで見ようとも理解しようともしなかったことを、しっかりと直視しなければなりません。




恐怖心、不安、ウツの克服にまつわる謎を解明しましょう


恐怖心、不安、ウツを克服するための従来の方法、「撃退する」方法には根本的な欠陥があります。
そもそも、「ポジティブ」な感情と「ネガティブ」な感情があるという考え自体に根本的な欠陥があるのです。

根本的な欠陥が何なのか知りたいでしょうか?
いいでしょう。
しかし、私がこれから述べることは、きっと最初は納得できないと思います。あなたの思考が抵抗し、あらゆる反論を始めるからです。

それでも、これが真実です。

そしてこれが、恐怖心を克服したり、不安やウツを治療するための絶対的なカギとなります。
さらに、あなたの人生から、あらゆる種類の「ネガティブ」な感情を無くし、本当の幸せや平穏や喜びを体験するための絶対的なカギともなるのです。




これが恐怖心、不安、ウツを克服する唯一の方法です


感情は人間の体験の一部です。消え去ることはありません。部品が次から次へとやって来る工場の流れ作業ラインのようなものです。

仮に、あなたがポジティブな(良い)感情とネガティブな(悪い)感情があると本当に信じているとしましょう。
感情の流れ作業ラインは止まることなく常に動いているので、「ネガティブ」と思える感情も次々とあなたへ流れ着いて来ます。
そうなると、あなたはその度にその感情を撃退するために戦わなければなりません。

あなた自身の体験で十分ご存知の通り、「ネガティブ」な感情は毎日の生活で次から次へと頭をもたげてきますよね。問題は、それがいつやって来て、どれほどの強さで、どれほど長く続くのかということです。

例えば、軍隊がどんな時でも敵全員を倒せるほど十分な資金や兵士や武器や装備を持っているわけではないのと同じように、あなたが全てのネガティブな感情をやっつけて恐怖心や不安やウツを克服し、究極の幸せを体験することなどできないのです。


本当の解決方法は、「撃退する」方法をあきらめて、真実の体験を直接受け入れることです。


どういう意味でしょうか?


それは、

「ポジティブな感情」「ネガティブな感情」
「良い感情」「悪い感情」
「恐怖」「不安」「ウツ」

などというものは無いということを、真に理解し、体験することです。


それらは単なる「感情」です。
よく「体内エネルギーの動き」という言われ方もします。
そして、全ての感情を「ポジティブ」に体験することも出来るのです。

全ての感情は、判断したり、特定の呼び名を付けたり、
良い・悪い、
快・不快、
つらい・喜ばしい
などの両極性を持たせることなく体験することができるのです。




これが真の幸せなのです


これが恐怖心、不安、ウツを克服するための真実の道です。

これは決して非現実的であったり、眉つばものの空論や概念ではありません。
実際の体験のことを話しているのです。
この真実は実際に毎日24時間いつでも体験することができます。


私はたった今、あなたの池に大きな岩を投げ込んだようなものです。波紋が治まるまでに少し時間がかかるかもしれませんね。恐怖心、不安、ウツの克服方法については特にそうでしょう。
しかし私は今ここで真実の種を撒いておきたかったのです。


真実の体験、感情、恐怖心の克服、本当の幸せについて、今後もっと詳しく書いていく予定です。
どうぞお楽しみに。



Posted on February 16th, 2012 by Robert Scheinfeld
Copyright © 2012 Robert Scheinfeld. All rights reserved.

2012/03/22

人生の目的・目的に沿った人生

ロバート・シャインフェルドのブログ記事の和訳です



これは、滅多に語られることのない、人生の目的についての真実です

私の記事をいつも読んでくださっている読者の一人から、このような質問をいただきました。

「自分の人生の目的を知り、その目的に沿った人生を送るには、どうすれば良いのでしょうか?」



この話題について私がお伝えしたいことは、この記事に書ききれないほどたくさんあります。
私の説明は突拍子も無いものに思えるでしょうから、どうぞ心の準備をしてお読みください。



さあ、始めますよ。


人生の目的や使命については、自己啓発やスピリチュアルの分野において非常に多くの教えがあります。
しかし、私のこれまでの経験や考察から言えるのは、そのような人生の使命や目的に関するほとんどの教えは、最終的に人々を混乱させたり失望させたり、行き詰まらせたりするということです。


それでは、ここで明確にしていきましょう。


すべての人には目的や使命があり、それによって人生で経験することが決まるということには、私も同意します。私たちはみんな、それぞれ自分にとって具体的にやるべきことや経験するべき何かがあるからこそ「この人生に来ている」のです。

私たちの使命や目的は、この人生に来る前に決められていて、あらかじめ具体的に細かく計画されています。


あなたよりも偉大な「知性」が、あなたの使命や目的や計画を決め、あなたの人生の舞台裏で計画通りに実行しているのです。
私はその偉大な知性のことを「監督」「内なるCEO」「拡大した自分」などと呼んできて、現在は「真の創造の本質」という言い方をしています。

この知性は、あなたに使命や目的を必ず達成させる力と能力を持っていて、人生の舞台裏であなたを誘導しているのです。

要点1
偉大な知性は、あなたの人生の目的や計画が達成されるように、常に手取り足取りあなたを誘導しています。失敗したり予定外の道に脱線したりすることは決してありません。





次に、人生の目的・目的に沿った人生について話すとき、多くの人が陥りがちな決定的な「勘違い」について挙げてみましょう。


・自分の人生の目的を認識している人もいれば、認識していない人もいる。

・自分の人生の目的が分かっていて、その予測は正しいと思っている人がいる。

・自分の人生の目的は分かっているけれど、その予測が正しいかどうか分からないと思っている人がいる。


皆さんが人生の目的について何か気付くことがあったとしても、大抵の場合、それは氷山の一角に過ぎません。


自分の人生の目的についてどんなによく分かっていると思っていても、真実は次の通りです。

要点2
あなたの人生の目的を達成するために、自分の目的が何なのか「発見」したり認識したりする必要はありません。
目的を知ることは重要ではなく、特に意味がないのです。



あなたの人生の目的は、いずれにせよ必ず達成されます。
先ほど述べた通り、あなたの人生において本当の力を持っていて、あなたを誘導している偉大な知性が、全てうまくやってくれるのです。



さらに、下記のこともまた真実です。

1. あなたが自分の人生で、あらかじめ決められた道から脱線することはあり得ません。

2. 偉大な知性があなたの人生の目的を達成させるのを台無しにしたり妨害したりすることは、誰にもできません。

3. あなたが人生の目的に気付いているか否かに関わらず、目的を達成するためにやる必要があることは、必ずやることになっています。

4. あなたに関わる全ての人が、あなたの人生の目的が達成されるためにサポートする必要のあることは、必ずやることになっています。

5. あなたの人生の目的が達成されるために起こるべき出来事は、必ず起こるようになっています。

6. 目的の無い人生などというものはありません。あり得ないのです。人が経験することには全て目的があります。映画やテレビ番組、演劇、小説等が、始めから終わりまで逐一計画通りに目的をもって創られているのと同じです。

7. あなたの人生の目的は必ずしも「スピリチュアル」なものや「高尚」なもの、または人道的であったり慈善的なものであるとは限りません。「人間ゲーム遊園地」の中で好きなものに乗って楽しく遊ぶ、というような簡単なものかもしれないのです。



さあ、好調なスタートになりましたね。皆さんのご感想やご意見を教えてください。
人生の目的・目的に沿った人生に関する話題は、今後も書いていく予定です。




Posted on January 13th, 2012 by Robert Scheinfeld
Copyright © 2012 Robert Scheinfeld. All rights reserved.

2012/03/20

あなたの日常を台無しにしているたくさんの決めつけ

ロバート・シャインフェルドのブログ記事の和訳です

私と妻は結婚して16年経つのですが、今月の始めにやっと新婚旅行へ行ってきました。アングィラにある Cap Juluca という名の島で、素晴らしいリゾート地です。

島に着いた初日、私たちは長い間ビーチを散策しているうちにとても暑くなり、汗をかき始めたので、泳ぐことにしました。






しかし、水の中に入ろうとすると、
「ああ、ものすごく冷たそうだ」
という思いが浮かんできて、私はなかなか水に飛び込むことができません。

昔、私が水泳の選手だった頃、水に飛び込んだ時に感じていた冷たさや不快感の記憶がありありとよみがえっていたのです。



その時、私はそれまでに自分の教義を構築しているうちに発見していた、ある事実を思い出しました。

それは、
「冷たい」
というのは、単なる決めつけだということです。


水に飛び込んで「冷たい」と言うとき、なぜ「冷たい」と分かるのでしょうか?
疑問に思ったことはありませんか?

眼を閉じて、皮膚に水が触れる感覚そのものに意識を集中すると、そこに「冷たい」と示してくる何かがあるでしょうか?

無いですよね。

そもそも、なぜ「冷たい」ことが「不快」と言えるのでしょうか?
疑問に思ったことはありませんか?

眼を閉じて、皮膚に水が触れる感覚そのものに意識を集中すると、そこに「不快」と示してくる何かがあるでしょうか?

まったく無いですよね。


「冷たい」とか「不快」というのは、単なる決めつけです。頭の中の作り話なのです。


こういうことは全て、自動的かつ瞬時に、私が「思考マシーン」と呼んでいるものが作り出すのです。
そして私たちはほとんどの場合、そのような決めつけを、真実かどうか確かめたり疑ったりすることなく受け入れているのです。



そのことを思い出して、私は水に飛び込み、「体が水に触れている」という確かな感覚だけを受け入れました。これは、私が「真実の体験」と呼んでいるものです。

体が水に触れると、私は自分の意識がとても強烈な感覚を感じ取っていることにしっかりと気付きました。鮮明な感覚です。
この感覚に、なぜ「冷たい」とか「不快」という決めつけがされるのか、分かります。

しかし「思考マシーン」が、

"「冷たい」のは「現実」で、「悪い」ことで、「不快」なことである"

という解釈や決めつけをしなければ、水の強烈な感覚は、実際はとても心地よいものだったのです。




私たちの日常生活や仕事の場において、一体どれだけのことが、本当はこのように素晴らしい経験となり得るのでしょうか?



お分かりのように、私がここで述べていることは、水や冷たさに限った話ではなく、あなたが実際に経験する (外側の世界でも内面の世界でも) 全てに例外なく当てはまることなのです。



Posted on December 16th, 2011 by Robert Scheinfeld
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2012/03/17

まるで本物のように見える幻想

ロバート・シャインフェルドのブログ記事の和訳です


私が皆さんにお伝えしているのは、この世界の嘘や幻想、作り話、でっち上げなどを暴き出し、真実の光で照らそうという教えです。

制限や制約(すべて幻想やでっち上げです)に基づいた世界の代わりに、皆さんが真実の世界を知り、実際に真実の世界を体験し続けることができるようになることを目的としています。

皆さんが疑うことなく信じていた嘘や幻想やでっち上げ、私が「意識のトリック」と呼んでいるものは、私生活や仕事、お金や豊かさに関することから、自己啓発やスピリチュアルの分野まで、あらゆるところに潜んでいます。それを暴き出します。



下の動画は、私のクライアントである Rosemarie McDowall が教えてくれたものです。
ここに映っている建物はウクライナのKharkovという街にあるものらしいですが、 その建物の正面に光を当て映像を描き出している、素晴らしいライブ・ショーです。
これを観ると、幻想やトリックというものが いかに本物のように見えるか、よくわかります。

ぜひご覧になって楽しんでください。



日常生活で「見ている」「体験している」ように思えるあらゆることが、このショーとまったく同じように幻想であり、本物ではないということがハッキリ分かったら、皆さんはどのように感じるでしょうか?


Posted on October 27th, 2011 by Robert Scheinfeld
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2012/03/16

自己啓発やスピリチュアルな成長において あなたはどのタイプ?

ロバート・シャインフェルドのブログ記事の和訳です



自己啓発や自己改善、スピリチュアルな成長、豊かさや成功、幸福の探求などに熱心な人は、次の3つのタイプに分かれる傾向があります。


1. 集める人
2. 行動する人
3. 変容する人



<集める人>
自己啓発の本、セミナー、動画、オーディオなどを次から次へと試し、知識や考え方をどんどん集めていきます。
しかし、すべてが頭の中での知識や理論の域に留まり、実生活で活かされることはありません。
単に知識を集めるだけになっているのに、自分ではそのことに気付かないのです。


<行動する人>
自分を改善したり成長させるテクニックやスピリチュアル・ヒーラーを次から次へと試し、自分の生活における ある特定のことを変えたり改善して、望み通りの結果を得るために行動します。
そして、ほとんどの人が、それらのテクニックや行動によって、一時的ではなく継続的な結果を得られたり、真の意味での変容を遂げることは決してありません。


<変容する人>
「集める人」や「行動する人」をしばらく経験した後、あるいは最初から、実際に自己改善やスピリチュアルな成長を遂げて変容し、その状態がずっと続きます。
自分で実際に経験し、真実分かるようになります。




「集める人」や「行動する人」は、取り組み方や動機に大きな変化が起きない限り、「変容する人」には決してなれないでしょう。

私自身、最初は「集める人」であり、その後「行動する人」になりました。
そして最終的に「変容する人」に移行したのです。


もちろん、上記のタイプは、本当は言葉で表すことのできない真実を示唆するために使った大ざっぱな分類に過ぎません。


このことについて、もっと詳しく解説している動画を作りました。
こちらで観ることができます。
動画を観る

どうぞ楽しんでください!


Posted on October 12th, 2011 by Robert Scheinfeld
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2012/03/15

フロテーション・タンク(感覚遮断タンク)のこと

ロバート・シャインフェルドのブログ記事の和訳です


数年前、私がニューヨークとフェニックスに住んでいた時、近くの施設で「フロテーション・タンク」「感覚遮断タンク」というものを利用していました。

その後 引っ越し、タンクを利用することができなくなっていたのですが、私の住んでいる町に昨年フロテーション・センターという施設がオープンし、そこで再びタンクを利用することができるようになりました。しかし、その施設も別の町に移転してしまいました。

私はフロテーション・タンクの体験が大変気に入っていたので、最近ついに自分でタンクを購入しました。


フロテーション・タンクを利用すると、聴覚や視覚、皮膚感覚など、あらゆる外的な刺激がほとんど無くなることで、非常に多種多様で幅広い感覚体験をすることができるのです。
これは簡単な要約に過ぎませんので、詳しくは下のリンクをご参照ください。


今では、好きな時に気軽に利用することができるようになり、快適です。
自宅にいるときは、ほとんど毎日使っています。

タンクに浮かんでいる間、いわゆる「深いリラックス状態」「自分が拡大しているような状態」になり、また、クリエイティブなアイデアが次々と浮かんでくるのです。素晴らしい体験です。

私はタンクでの体験を「Being In The Truth Experience」で体験する感覚世界の例やイメージとしても用いています。

タンクは仕事場に置き、「クリエイティブ・スペース」と名付けています。
これがその写真です。



★フロテーション・タンクの情報
私が持っているのは“Samadhi Classic”というタンクで、LeeとGlenn Perryの二人が経営している会社のものです。この会社では、創業時にJohn Lilly博士と協業しながら、フロテーション・タンクの製造を28年以上続けています。
会社のウェブサイトはこちら
http://www.samadhitank.com


★フロテーションに関する本
Michael Hutchinson著
http://www.robertscheinfeld.com/floating1


★「アイソレーション・タンク」「感覚遮断タンク」「フロテーション・タンク」をグーグルで検索すると、もっとたくさんの情報が出てきます。
以下のサイトも参考になります。

http://www.floatation.com/
http://floatforhealth.net/
http://floatfinder.com/



Posted on September 20th, 2011 by Robert Scheinfeld
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