この記事は、前回の「幸せになる方法-1」 の続きです。
内容を理解するためには、先に前回の記事をお読みください。
これが幸せになるための大きなカギです
私たちの中には、自分の内部スペースと物語スペースで起こっている全てのことを観察している何者かが存在しています。
私はこの何者かを「思考マシーン」と呼んでいます。
思考マシーンは、ある精密な原理によって、精密な働きをしています。
前回の記事でご説明した通り、内部スペースでは常に感情が動き、流れ続けているのですが、私たちが子供の頃からずっと、思考マシーンはその感情の流れを観察しています。
いつもいつも観察しています。
その流れの中で、いちいち特定の動きを引っ張り出して、
「この感情は『怒り』だ。悪いものだ。」
などと言っているのです。
どのような感情でも、単なるエネルギーの動きにすぎません。
良くも悪くもないのですよ。
ツラいとか楽しいとか、怒りとか喜びとか、イライラとか穏やかとか、
そんな区別も無いのです。
全て単なるエネルギーの動きであり、本質的に中立であり、心地良いと感じることだってできるものなのです。
それなのに思考マシーンは、
特定の動きに注目して、
それを流れの中から抜き出し、
レッテルを張り、
勝手な解釈をして、
判断して....
そのレッテルや解釈や判断を記憶のデータベースに保存するのです。
まるでコンピューターのように。
そして、思考マシーンはエネルギーの流れを観察し続けながら、データベースに保存したものと似たような動きを見つけると即座に、
「あ、これは知っている。これは怒り。悪いものだ。」
「あ、これは知っている。これは安らぎ。良いものだ。」
などと言い出します。
こういうことが繰り返し、コンピューターの自動プログラムのように処理されているのです。
ピコピコピコ... イライラしている
ピコピコピコ... 怒っている
ピコピコピコ... ガッカリ
ピコピコピコ... 嬉しい
ピコピコピコ... 落ち着いている
感情やエネルギーの流れ自体には、
「これは怒り」「これは喜び」
などという区別は無いのです。
エネルギーの動き自体には、
「悪い」「不快」など
いわゆるネガティブな感情と言われるような区別は無いのです。
私たちの体験そのものには、
良い出来事とか悪い出来事とか、
どのような種類の体験なのかという区別は無いのです。
そのような区別はすべて「こじつけ」であり、作り話なのですよ。
さて、その逆もまた真実です。
つまり、エネルギーの動き自体には「良い」「快適」など、いわゆるポジティブな感情と言われるような区別も無く、それもまた、感情の動きに対して「こじつけ」られた壮大な作り話なのです。
私はこれを「大嘘」「幻想」「思考マシーンのでっちあげ」などと呼ぶのが好きです。
あなたが本当の幸せを体験するためには、何かが大きくシフトする必要があります。
今までくっつけられていた
純粋なエネルギーの動きや 感情や感覚そのもの
と
作り話や解釈
が切り離されなければなりませんし、また、
ずっと切り離されたままにならなければなりません。
そうなることで、あなたは真実を知り、体験することができるのです。
これは怪しい話でもなければ、スピリチュアルな空論や概念でもありません。
現実的であり、あなたにも私にも、誰にでも実際に可能なことなのですよ。
次の記事で、幸せになる方法についてもっと深くお話ししましょう。
Posted on April 12th, 2012 by Robert Scheinfeld
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