1日のうちどれだけ「外側」に気を取られていますか

ロバート・シャインフェルドさんの少し古い動画です。
「脱・人間ゲーム」を実践していく中で、くりかえし何度でもリマインダーになる内容かもしれません。






今日は簡潔に、おもしろくて要点を突いたお話をしましょう。

私から皆さんに質問をしますが、これは、
皆さんの世界をプールに例えると、
そこに1滴のしずくを落とすようなものです。


この質問によって、
つまり落とされた1滴のしずくによって、どんなふうに
皆さんの世界に波紋が広がっていくか感じてください。



それでは質問です。


今日1日のことを思い返してみてください。

昨日のことをよく覚えているのであれば、
別に今日ではなく昨日のことでも、

または明日以降に今日のことを思い返すのでも良いし、
とにかく ある1日のことを細かく思い返せすことができればOKです。

まるまる1日のことを思い返してください。


そして


あたなの「外側」にあるように見える問題に対処するために
どれだけの時間を費やしていたか、
書き出してみてほしいのです。


頭の中で確かめるだけでも結構ですが、
実際にノートに書き出すと、
このことの重要性がよりよく分かるでしょう。




あなたの望みどおりになってもらいたいがために、
自分とは別々の存在に見える「誰か」を説得したり、
励ましたり、影響を与えようとすることに、
1日のうちどれだけの時間を費やしましたか？

自分の外側に他人がいるというのは幻想なんですけどね。



自分にはあまりコントロールできない「外側」にあるように見える問題を
解決しようとしたり、何とかくぐり抜けようとする努力に
1日のうちどれほどの時間を費やしましたか？




1日のうちどれだけの時間、
自分の「外側」にあるように見える出来事に
気を取られていましたか？



ほとんど1日中、自分が意識を「外側」に向けていた
ということに気付くと 皆さんは驚くはずです。




自分の「外側」に見える様々な出来事に対して

「気に入らない」とか

「ひどい話だ」とか

「それはマズいだろう」

「迷惑だ」


などと言ってジャッジして



自分とは関係ない外側のせいで
何かイヤなことを体験したり被害を受けていると思っているのです。


凶暴な野獣が外側にいるように見えて、
投げ輪で捕まえようと
ロデオの牛と戦っているようなイメージですね。



気付いていただきたいのです。


ごく普通の1日の中で、どれだけの時間
自分の「外側」にいると思っている野獣に
気を取られていますか？