2013/04/27

最悪の状況をイメージする






<質問者>
2つ質問があるのですが、
まず最初の質問は、悲しみについてです。



<ムージ>
それは2つの質問のうち、重要なほうですか?
先に重要な質問をしてください。
じゃないと、1つめの話しをしている間
次の質問に気を取られてしまいますからね。





<質問者>
......それでは やっぱり
もう1つの質問を先にします笑


恋愛に関することなんですが...



<ムージ>
それは確かに重要でしょうね笑


恋愛、そして悲しみね。
おやおや...




ははは、冗談ですよ笑







<質問者>
とても親密な関係になった人が
離れていったり
別れを告げられたりすると
私はパニックにおちいってしまうんです。
いつも反射的に。



<ムージ>
なぜ彼らは あなたから離れていくんでしょうね?




<質問者>
..........私が、しがみつこうとするから。





<ムージ>
そうですね。


しがみつこうとすると
相手にとって重荷になるんですよ。

最初のうち、短い間なら
誰かに必要とされるのは気分がいいかもしれないけれど
そのうち負担になってくるんです。



誰かを捕えようとしてはいけませんよ。
あなたはクモじゃないんだからねクモの巣笑



自分でも気付いているかもしれないけれど
ありのままの自分では価値がないというような思いが
あなたの中にあるから
そのような反応をしてしまうんでしょう。



恋愛というものはそうやって
真実に気付いたり、
自分の中にある傷つきやすい部分を
発見するチャンスでもあるのです。




<質問者>
ええ、分かります。
でもなかなか克服できないのです。




<ムージ>
では、またここに来るといいでしょう。
拒絶されることへの恐れだとか、
自分の中にある傾向をよく見て
解消していく助けになるでしょうから。



恋愛は、頑張るものではないですよ。
頑張ったからといって
うまくいくものではないのです。



もっと自由で
内面的な強さや英知に支えられるものです。


こんなに与えた!
こんなに尽くしてる!

などど言って、報われるものではありません。
逆に離れていってしまいますよ。




恋愛は大変美しいものです。
努力するものではなく、
自由に、ただそこにあるものです。


そのことに気付けば自然と
ゆとりを持てるようになり
相手にしがみつこうとする自分に
気付くこともできるようになるでしょう。



これは自由についても言えることですよ。
本当の自分の無限性に目覚めると

「この感覚をどうすればキープできるだろう」

と思ってしまう。



これも
恋愛でしがみつこうとするのと同じことですね。



キープする必要なんて無いのです。
そうすべきものではありません。
さわやかに楽しむものですよ。



あなたが気負わずゆったりしていると
みんながあなたに惹き付けられるでしょう。



気合いが入り過ぎているとピリピリした感じになりますよ笑
(インテンション)         (テンション)   ←だじゃれを言っている



必要なものなど何も無いと
まっさらになると...

これは高慢になれと言っているわけではないですよ。
ありのままのあなたの自然な姿です。


本当のあなたには何も必要ない。
誰の賛同もいらない。



愛される必要さえもないのですよ。



そんな状態をイメージできますか?
愛される「必要」などない境地です。




そこはとても静かなところで、
あなたの愛は
とても自由で、とてもゆったりとして、
とても美しく、とても強いものになります。




今すぐそんな境地まで行けというわけではありませんよ。


まずは
何かにしがみつこうとしているとき
そんな自分に気付いてください。


そして、とてもとても静かに、
「しがみつこうとしているのは誰だろう?」
と自問してみてください。


このエクササイズをやってどんな感じだったか
明日聞かせてほしいのです。



恐れていることがあるのなら
その場面をイメージして
どんなふうに感じるか見てください。

自分が何を恐れているのか見るのです。


イメージの中で
その真っただ中に飛び込んでください。


想像できる最悪の出来事を思い浮かべて
感じてください。




そして
痛みを感じているのは 本当は誰なのか
見てください。



自分は感じていると同時に観察もしているのだと
忘れないでくださいね。







いいですか。




まず
何を恐れているのか感じます。

拒絶されたり
大切なものを失って
痛みを感じることでしょうか。



次に、
見捨てられたり
別れを告げられる場面をイメージして
感じてください。



そして同時に
感じている自分をしっかり意識して観察するのです。




これは非常に優れたエクササイズなんですよ。



起こりうる最悪の状況をイメージして
最悪の痛みを感じたら


本当に苦しんでいるのは誰なのか見てください。



イメージの中でめいっぱい不快感を感じながらも
物語の中に没頭しないで
しっかり意識して観察するんですよ。






これは
どんな状況やどんな感情にも
同じように使えます。



苦しんでいるのは本当にあなたなのか
それとも
自分の思考が創っている想像の産物なのか
徐々に分かってくるでしょう。

そうすると、ゆとりが生まれてきます。
とても大切なスペースです。




イヤな体験を恐れず、むしろ歓迎してください。

次にそのような体験がやってきたら
真正面から向き合って飛び込んで
めいっぱい感じてください。

頭で判断したり解釈したりしないんですよ。
ありのまま、真っすぐ見つめるのです。



すぐに上手にできるようになります。



なぜならこれは
苦しみから解き放たれて自由になれる
甘美な体験だからです。

どんな恋愛よりも甘美な体験となるんですよ。


何かや誰かが必要だという思いから解放されて
自由になれるのです。



そのようにして内側に生まれたゆとり、スペースは
あなたのすばらしい魅力となって
人々を惹き付けるでしょう。





これは
どのような感情や状況にも使える
とてもいい方法です。





こんなことが起こったらどうしよう..と恐れたりn-*
痛みを感じないように守りに入って生きるなんて
かなりのエネルギーを消耗するし
まったく楽しい生き方ではありませんよね。


でも、この方法で解消していけるのです。


いま私が話したことに納得できたなら
試してみて
どうなったか教えてください。


とてもいい方法ですよ。

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