2013/06/26

人生は流れ

(アジャシャンティのサットサンより)


エゴとは

ひとつの意識状態のことです。




世界に対する認識の仕方のひとつを

エゴと呼ぶのであり




私たちの中に

エゴという特定の何かが見つかるわけではありません。







「意識状態」を見つけることなどできないでしょう?



エゴのフィルターを通して知覚した世界

という

ある意識状態の結果を見ることができるだけです。





そして

エゴ意識の状態が強まるにつれて

苦しみも大きくなるのですよ。





最初は概念的でもいいので

このことを理解しておくとよいでしょう。










感情も 心理的パターンも

物事に対する知覚の仕方も

すべては

ある意識状態の結果なのです。









たとえば

「世界は危険で恐ろしい」

という思いがあるとします。







「世界は危険で恐ろしい」というのも

「世界は安全で平和だ」というのも

どちらも真実ではありません。



どちらも ひとつの認識に過ぎず

ある意識状態の結果だというだけです。








意識状態とは

世界を見るときのメガネのようなものですねキラン!




黄色いレンズのメガネをかけていたら眼鏡

世界は黄色く見えるでしょう。

でも青いレンズのメガネに変えるとメガネ

世界は青く見えますね。






そのように

私たちが知覚している世界は

自分の意識状態の反映に過ぎないのですが

それが真実だと思い込んでいるわけです。






「自分が見たり聞いたりしている世界は

 絶対的な揺るぎない現実なのだ」





こんな思い込みが

根本的な誤解だといえるでしょう。




目覚めとは

そのような誤解から目覚めることです。








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エゴに支配された意識状態にあるとき

私たちは

人生の無限の流れに対して

様々な方法で抵抗しようとします。





しかし

意識がオープンであるとき

つまり

人生の流れに抵抗していないときは




私たちは

よくスピリチュアルの教えで聞くように

解放的で 自由で

宇宙との深い繋がりを感じハート

ポジティブな感覚に包まれて

とてもいい気分になります。





そのような気分になっているときは

人生の本質と繋がっているという兆しなのです。








人生の流れの中で

何が起こっても

それを押しのけたり

しがみつこうともしないで





流れに抵抗していないとき

自由でポジティブな気分になるのですよshabon+.










いまこの瞬間

人生の本質とは




あなたが今座っている場所でありチェア


あなたが今着ている服でありTシャツ


あなたが今抱いている思いや感情であり…


あなたが今いる部屋の雰囲気や環境であり家


あなたが今体験していることですうさちゃん入浴中





そういった全てが

人生の本質の現れなのですよ。








人生の無限の流れとは

いまこの瞬間です。

つまり「いつでも」ということですね。

人生がいまこの瞬間以外であることなど

決してないのです。







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人を批判したり

自分を責めるということは

私たちの社会ではとてもよく見られますね。





私たちが何かを批判した瞬間



...ここで言う批判とは

賢明な判断のことではありませんよ...







私たちが何かを批判した瞬間

私たちは

人生の流れから自分を引き離し

流れに抵抗することになるのです。








誰かや何か または自分自身を

批判したり 攻撃したり 否定したり。





そういうとき モヤモヤした気分になるのはブタ

何かを批判したり責めたりすることが

道徳的に良くないことだからではなく




人生の流れに逆らっているからなんですよ。





人生の本質を

追い払おうとしたり

しがみつこうとしたりして

流れに抵抗しているからなのです。








流れに逆らっていると

私たちの視野は狭くなり

また

流れに逆らうことで生じる

人生の流れとの摩擦を

実際に体感します震える







人生とは 無限の流れなのです。

その流れにゆったりと身を任せることでハート・バルーン

真実と静けさを体験することができるのですよ。










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「自分のものとしてキープしておきたい」



このような自己中心的な思いは

スピリチュアリティーにおいて

深く成熟している人にも起こります。






自己中心的というのは

悪い意味で言っているわけではありませんよ。




間違っているわけではなく

ただ 結局は

自分にとっても周りにとっても

気分の良くないものだというだけです。






自己中心的とは

いったい どういうことなのか

善し悪しの判断抜きでよく考察すると






「『自分』のために

 気持ち良いことに しがみついていたい」



「『自分』のために

 不快なことは 追い払いたい」








大ざっぱに言えば そういうことでしょう。







そのような態度は

スピリチュアルの目覚めにおいても

なかなか失われないものなのです。









「目覚めの状態を『私のもの』としてキープしたい。

 この感覚を失いたくない。」






無意識にそう思って

しがみつこうとしたり






また







目覚めの体験や 素晴らしい洞察を

「自分のもの」として握りしめて

自分をキラキラと輝いた

特別な存在にしようとする王冠









そうなると あっという間に

意識も視野も グングンと小さく狭くなって

エゴ意識の状態へ引き戻されていくのです。









目覚めを体験しても

エゴという意識の状態に入り込むと

そのような暗闇に出くわしますが




そのような暗闇からも

完全に目覚めることは出来るんですよ。




暗闇さえも

追い払おうとしたり

しがみつこうとしたりしなげれば

私たちに影響を与えることはないのですから。











スピリチュアリティーの本質は

自己中心的とは逆に

人生の無限の流れに身を委ね

自分を開け放つことなのです。

2 件のコメント:

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    更新ありがとうございます。自然界には引き潮ってのがありますが、人生のサイクルにも、引き潮があります。実は新しい自分の扉が開こうよしているのですが、エゴはそれに抵抗して、閉じようとします。いろんな思考を使って。引き潮という大いなる流れ、これまでは何とかしようとあれすればいいこれすればいいということで何かをすることで安心するエゴですが、ただ、信頼して待つという状態が昨日から訪れています。ただただ、流れを信じて。

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  2. SECRET: 0
    PASS:
    ��greenbirdさん
    引き潮と満ち潮のサイクルがあるのは本当にその通りですね。
    凪もあれば荒波もあり。
    それがいつも止まることない流れの中で起こっている感じですね。
    海や川の中にいるときと同じように
    チカラを抜いて流れや波を利用してしまいましょう^^
    ありがとうございます。

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