「不眠症さん」からの質問メールです。
妻がイビキをかくのです。
私にとって
毎晩の『いまここ』は
悲惨です
イビキ防止グッズや耳せんを試しましたが
ムダでした。
こういう場合
エゴ的に反応しないで
どのように対処すればいいのでしょうか？
夜だけ『目覚めて』いる者より
追伸：
あなたの『冷えたスープ』の話※を応用して
妻に『どうかイビキをかかないでね
』と頼んでみましたが効き目がありません
※レストランで出されたスープが冷えていたとき
『冷えたスープなんか出して どういうつもりだ！？』
などと言ってエゴで反応せず
『スープが冷えているので温めなおして欲しい』と
ありのままの事実だけを伝えることで対処する、という話。
冷えたスープの例は
この場合は当てはまらないでしょうね。
イビキは 本人の意志に関係なく
勝手に起こるものですからね。
寝室を別々にしたいところですが
自分の意志では環境を
変えることができないとき
または
変えようと思えば変えられるけれど
何らかの理由があって
今すぐには変えられないときなど
自力では何も対処できない状況にいる場合
選択肢は2つだけですね。
その環境そのものから抜け出す
あるがままに身を任せるあ
もう1つありました。
そのまま苦しむどんな状況でも
3つのうちどれを選ぶかは
あなた次第です。
あるがままに身を任せるということは
あなたの場合だと
夜中に何度も目が覚めたり
日中に眠くなったりするでしょうが
その状態にそのまま身を委ねるということですね。
こんど夜中に目が覚めたら
その時間をチャンスと捉えて
いまここに根を下ろして
意識の力とひとつになる練習ができるでしょう
それ以外に何ができるのでしょうか？
奥さんをつついてみますか
それでもダメなら
庭にテントを張ってテントに移動しますか
思い通りにいかないと
人はその状況を
否定的に見ることが多いものです。
そして
どうしようもない状況に対して
頭の中で文句を言ったり
愚痴を聞いてくれる人にグチったりするんですね。
でも
そんな自分をよ～く観察してみると
あなたの中の何かが
喜んでいることに気付くでしょう。
何かについて不平不満を言うことで
あなたの中の何かが
いい気分になっているのです。
それが
偽りのあなたというエゴですね。
どんな状況でも
あなたが 何かや誰かについて
文句を言ったり批判したりしているとき
エゴが大きくなっているんですよ
そういう行為の裏には
「自分が正しい」
という思いがありますからね。
文句を言っている人はいつも
自分が正しいんですね
★ 2つめはこちらから訳しました。
信念と信頼には
大きな違いがあります。
国によっては
この2つに区別がない言語もありますが
実は非常に大きな違いがあるんですよ。
信頼とは
思考を超越して
命、神、宇宙の叡智などと呼ばれる存在を
深く信用している状態です。
「信念」はエゴが持つものですからね
信念を超えて信頼に至らなければなりません。
思考が創り上げる物語とは何の関係もなく
意識の力に気付くということ
それが信頼です。
Tao Te Ching (老子道徳経)という
中国の書をご存知でしょうか。
2つ目の言葉「Te」は
よく「徳」と誤って訳されていますが
本当は「力」と訳すのが適切です。
ですから この書は
「道の力」の書という意味なんですよ。
ここでいう「道」とは
全宇宙の根源のことで
「信頼」の状態にあるとき
あなたは個人という存在を超えて
あらゆるすべての根源的な力に
しっかりと根を下ろしていることになるのです。
信頼の状態にあると
「恐れ」は無くなるのですよ。
自分のことを
肉体や思考・感情によって創られた
個人という「現れ」だけで捉えている限り
恐れから自由になることはできないのですが
「現れ」の本質である力に気付くと
一切の恐れは消え去るのです。
自分は
広大な意識の力と繋がっているだけではなく
広大な意識の力そのものなのだと認識すること。
そうすれば自然と
「信頼」に至るのですよ。
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信念の強化より、信頼が楽チン。ある方のブログのコメントに前書きました。曰く、今日の記事ですね。
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��greenbirdさん
信念と信頼では針の振れ方がぜんぜん違いますからね。
こういうシンプルなことほど
理解だけで終わって実践できていない例が多いもので
耳にタコができるほど聞きたいです。
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��Asaminさん
だんだん思考の心配も収まり、信頼することに決めたようです
魂と理性の一致が起こりつつある感じ？です。