放っておけばいい

こちらの動画から訳しました。





＜ムージ＞

頭の中にある考えなんて

滑稽なものですよ。

笑い飛ばして楽しめばいいのです。




そうすれば思考は

「参りました」と言って

おとなしくなるでしょう。





あなたは意識そのものですから

思考など放っておいても全く問題ないのです。





簡単なことですよ。

深刻にならないで

どんな思考が出て来ても

陽気に楽しめばいいのです




信じられないでしょうか？




仮に記憶というものが無くて

全てはいま起こってそれで終しまいだとしたら

何か問題がありますか？






記憶と現実を混同して

実在の世界ではなく

記憶や感情の中だけの世界を生きている人が

とても多いのです。





記憶そのものは何も悪く無いんですよ。




ただ　記憶に固執したり

記憶と現実を混同した途端

厄介になるのです。






なぜ記憶がそんなに大切なんですか？

なぜ記憶にそんなにこだわって

出しゃばりなマネをさせるのですか？






みなさんは 間もなく目が覚めて



「こんなことで私は

　深刻な顔をして

　いったい何を大騒ぎしていたんだろう」と


大笑いすることになるでしょう。






あなたの中の何者かが

深刻な悲劇を求めていただけだったのだと

気付くのです。




悲劇にしないで楽しむことだってできるんですよ。

どうせなら楽しみましょうよ





＜質問者＞

たぶん私は

いまここ以外の何かに楽しみを見いだしていて

それで なかなか

いまここにいることが出来ていないと思うのですが

なんだかとても しんどいのです。






＜ムージ＞

そういう考えが何もかも

まったく見当違いだということにして

放っておいてごらんなさい。




そんなふうにあれこれ深刻に

分析したり考えたり文句を言ったりするのを

一切やめて　ぜんぶ忘れて

ただここにいて欲しいのです。




どんな考えも何ひとつ握りしめないで

どんどん忘れ去ってください。







すべては

起こった瞬間に終わって

あっという間に過去の記憶になっているんですよ。








それと

何かを通して何かを得ようとする

そんな考えも捨ててください。




この会話から何かを得ようという考えも

目覚めを求める思いも

ぜんぶスッキリ捨て去って



ひとやすみするのです






＜質問者＞

その通りなんですよね。

私はいつもそんな考えに取り憑かれていて....




＜ムージ＞

はいストップ。

それも もう終わったことでしょ





必死に追い払わなくてもいいんですよ。

何にも握りしめないで

ニュートラルに

のんびりと

ただ放っておけばいいのです